国分寺物語
きっかけは、小木ゼミとの出逢いから
この国分寺物語は、ニッポニア・ニッポンの顧問でもある阿部隆彦さんより、東京経済大学経営学部・小木紀親教授とのご縁を頂いたことがはじまりでした。小木先生よりソーシャルマーケティング論の講義内の時間で、ニッポニア・ニッポンの地域活動について講演する機会を頂き、その中で学生と接していく内に、わたしたちは学生が持つ地域貢献へのポテンシャルに強い確信を抱きました。そうして、2013年2月、小木ゼミナールの学生を主体とした物語サイト・国分寺物語プロジェクトが、本格始動の時を迎えたのです。
小木先生が国分寺物語に寄せる大きな期待
ソーシャルビジネスの第一人者・小木先生は、この国分寺物語の活動に対して、「社会への貢献や地域の活性化を第一義的な目的とし、利益は後からついてくるとい考え方は、新たなソーシャルビジネスの方向性を示すもの」と、大きな期待を寄せてくださっています。
また、大学がニッポニア・ニッポンの地域貢献活動に参画していく意義についても、学生の教育面、地域との関係性構築の両面から、大きなベネフィットをもたらすと語って下さっています。
活動の主体は、学生
国分寺物語は、東京経済大学・小木ゼミナールの学生が主体となって創り上げています。取材から物語りの執筆まで、学生が自主的に取り組んでいきます。学生たちの若々しく自由な発想は、これからも地域に新鮮な風を運んでくれることでしょう。
取材のアポ取りから執筆まで、学生がつくる物語り
国分寺物語で紹介している物語りやお店の情報などは、取材のアポ取りから撮影、記事の執筆まで、すべて東京経済大学の学生が行っています。彼らにとって初めて挑戦する取り組みですが、メンバー間で役割を作り定期的に意見交換を行う場を設けるなど、彼ら自身が常にアイデアをもちよって、日々成長しながら活動に取り組んでいます。
当初は学生をサポートするため、ニッポニア・ニッポンのスタッフが取材に付き添っていましたが、今では学生のみで取材から執筆まで行えるようになりました。彼らが描き上げた原稿はニッポニア・ニッポンのスタッフが責任をもって確認したのち、Web上に掲載されます。また、facebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の日々の運用も、学生だけで行っています。
先輩から後輩へ。一過性では終わらない、大学生による地域貢献活動
これらの活動で重要なことは、常に継続して行うということ。Webという媒体の特性上、物語サイトでは、地域の変化・発展に伴い、次々に新しい物語りを語り継いでいくことができます。その中で先輩がつくった地域での人脈、運営上のノウハウが後輩に伝わっていき、そこに更に新しいアイデアを加えることで、活動の質が常に向上し続けていきます。ノウハウを蓄え継続した活動を行うことによって、学生は社会で求められるコミュニケーション能力を身につけながら、地域にとっては代々継承される資産を構築していきます。
国分寺物語を支えてくれる人々
国分寺を愛し、国分寺物語にご協力していただいている皆様をご紹介します。
小林治さん
人の輪を、豊かに大きく広げていく。 文房具点「山水堂」のご主人
高浜洋平さん
街の活性化のために屋台から始め、今では「おたカフェ」を営む地域の繋ぎ手。
星野亮雅さん
聖武天皇の教えと万葉から続く歴史を語り継ぐ、武蔵国分寺の優しいご住職。
国分寺物語り学生メンバー(2013.10.17現在)
加藤祐太さん
役割 : リーダー、取材、執筆
穂苅俊輔さん
役割 : 取材、執筆
森田さおりさん
役割 : 執筆、撮影、SNS更新
依田恵実さん
役割 : 執筆、撮影、SNS更新
加藤 亮汰さん
役割 :取材、執筆、撮影、SNS更新
山田 創平さん
役割 :取材、執筆、撮影、SNS更新
植村 年宏さん
役割 :取材、執筆、撮影、SNS更新
村岡 寛朗さん
役割 :取材、執筆、撮影、SNS更新
谷津 ひかるさん
役割 :取材、執筆、撮影、SNS更新
本田 笑美さん
役割 :取材、執筆、撮影、SNS更新
濱 美裕さん
役割 :取材、執筆、撮影、SNS更新
思わずさんぽしたくなる♪
東京都国分寺市
国分寺物語は、東京都西部に位置する、国分寺駅を中心とした、国分寺市が舞台の新たな魅力発見をお手伝いするサイトです。東京では珍しく、徒歩圏内に多くの自然が残された国分寺は、新宿へのアクセスが良いことから、近年ベッドタウンとして人気が高まっています。聖武天皇の命により建てられた武蔵国分寺が起源とされる、万葉の時代より続くこの歴史を感じながら、東京の名湧水57選や名水百選にも選ばれたお鷹の道・真姿の池湧水群に代表される自然いっぱいのこの町で、頭のなかを空っぽにして、ふらっと気ままにお散歩をしてみよう。そんな東京・国分寺から生まれる物語は、一つひとつが、とっても特別―。